「沖縄・先島へのみち」 司馬遼太郎 朝日新聞社 2005

2013年10月18日 17:35

『沖縄・先島への道』は、沖縄を訪れるのが四度目だという著者が、前回や本土復帰前に訪れた時との町並みの変化や、旅行中に出会った人々との会話を、書物で得た歴史や文化などの知識を織り込みながら話を進めていく。その知識は膨大で、沖縄出身の私が初めて知ることも多く、文章からはきっと沖縄のことが好きなのだろうなと伝わってくる。これほどの知識があると、旅行もより深く楽しめるだろう。是非他のシリーズも読んでみたい。(国場智海)

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